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物故作家
書画
池田 遥邨 額「保津薫風」
額:縦73.5cm 横61.5cm
池田遥邨は岡山 倉敷に生まれ、その後、竹内栖鳳の画塾・竹杖会に入門し、画を学びました。池田は、生涯 自然と旅を愛し全国を旅して回りました。亀岡から嵐山の保津川にも足を運び、写生をしたのでしょう。岩場にあたって荒々しく白い水しぶきをあげる保津川。保津川は目を驚かすような岩の眺めや美しい山の眺めを楽しめます。かつて保津川ではこの絵のように丹波の材木を京都や大阪まで運搬していました。このような水運の歴史は、長岡京に都を造営する際に材木を筏で流した1200年前まで遡ります。
池田 遥邨
1895(明治28)年‐1988(昭和63)年
松原三五郎に入門、洋画で文展に入選したが、大正のはじめ日本画に転じ、竹内栖鳳に師事した。昭和3年「雪の大阪」、5年「烏城」が帝展特選。11年から母校の京都市立絵画専門学校(現京都市立芸大)で教えた。28年から青塔社を主宰。51年芸術院会員。62年文化勲章。岡山県出身。本名は昇一。
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