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物故作家
民藝の作家
【SOLD】河井 寛次郎 「辰砂食籠」

 

SOLD

 

径20cm 高さ19.8cm

 

「生誕120年 河井寛次郎展 生命の歓喜」図録に同形の作品が掲載されています。その図録によると、河井家では来客時にふるまう料理に茶碗蒸しがあり、大きな食籠で茶碗蒸しを作り、それを小鉢に取り分けていたそうです。

本作品の蓋表には辰砂釉や鉄釉を用いて花文様が描かれています。側面は、瓜のようにデコボコしており、ボタンのような凹凸も装飾されています。

 

河井 寛次郎

1890(明治23)年‐1966(昭和41)年

島根県生まれ。東京高等工業学校窯業科卒後、京都市陶磁器試験場に入所。京都市五条坂に窯を築き作陶を行う。東洋古陶磁の技法による作品を制作していたが、民藝運動に関わり、実用を意識した作品に取り組むようになる。文化勲章、人間国宝、芸術院会員への推薦を辞退。

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