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古陶磁
「祥瑞 捻文七寸皿」
中国 明時代（17世紀）
径21cm 高さ4cm
祥瑞は、一般的に中国 明時代末期 崇偵年間（1628～1644）頃を中心に日本からの注文により江西・景徳鎮の民窯で焼かれた染付磁器のことで、日本での呼び名です。古染付に比べて、上質な胎土と顔料を使い、端正な形に丁寧に文様を書き込んでいます。祥瑞という名の由来は、一説には、一部の作品の銘文に「五良大甫 呉祥瑞造」と書かれていることにあります。これは「呉」家の五男の家の長男である「祥瑞」が造ったと言われています。
見込みには桜の文様が描かれ、見込みから縁にかけて捻文様と呼ばれる螺旋状の文様が描かれています。高台内には福字が四角にはめ込まれています。
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