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古陶磁
「源内焼 三彩舟文手付連鉢」
径30cm 高さ10.5cm
源内焼は、江戸時代中期に博物学者・平賀源内の指導のもと、彼の故郷である讃岐・志度(現在の香川県さぬき市)で焼かれた三彩軟陶です。源内は長崎に遊学中、オランダからもたらされた新たな釉薬の技術を学び、それを活かして地元産業の振興を図りました。中国唐三彩に影響を受けつつも、日本的な柔らかさと独自の意匠を持つ器物が数多く生み出されました。
本作は、舟形の文様があしらわれた連鉢で、グリーンを基調にした鮮やかな三彩釉が目を引きます。見込みには舟や草花が描かれ、素朴ながらも豊かな趣を感じさせます。鉢の縁に小さなホツや引っ付き、小椀にもホツが見られます。
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