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物故作家
近代工芸
角 偉三郎 「朱塗曲輪かさね」
角偉三郎による、優美な「朱塗曲輪かさね」
柔らかく湾曲した造形に、艶やかな朱漆が均一に施され、気品あふれる佇まいを見せます。五段の重ねは実用性に優れ、祝いの席や特別なもてなしの場を華やかに彩ります。角氏特有の端正な仕上げと、漆の深みある光沢を堪能できる逸品です。
空間を彩る
漆器の概念を超えた、モダンな造形美。角偉三郎の「朱塗曲輪かさね」は、置かれた空間に洗練された空気をもたらします。光をまとう艶やかな朱色が、日々の暮らしに静かな感動を与えてくれるでしょう。
1段目から4段目までの底は、ずれることがないように、縁に段が付いています。
一番下の5段目の底は、平らな底になっています。
和室・リビングのインテリアオブジェとして
和の空間はもちろん、洋風のリビングにも映える漆の造形美。インテリアオブジェとして空間を一層引き立てます。
桐箱入り ― 蓋に題名、裏に偉三郎の署名と印。
桐箱に収められており、箱の蓋の表には「曲輪かさね」、裏側には「偉三郎」の署名と印があります。
共箱
径26.8cm×14.8cm 高さ28cm
角 偉三郎
1940(昭和15)年 - 2005(平成17)年
1940年、石川県輪島生まれ。15歳で沈金(漆に細い線を彫り、そこに金を施す技法)の名人、橋本哲四郎の下に弟子入りする。1962年に修業を終えると、角は沈金技法を用いた漆のパネル、絵画風の作品の制作に取り組んだ。24歳で日展に初入選したのち17回入選、30代で日展特選となる。1982年、角はすべての公募展から退き、初めて椀だけの個展を開く。
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