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物故作家
書画
近代工芸
鈴木 藏 「壷中日月長字幅」 共箱

 

 

 

 

 

幅35.4cm 長さ130cm

 

「壺中」というのは、壺の中の世界のことで、ごく限られた、小さな世界のことです。それはまた、別天地、仙境でもあります。 「日月長」とは、非常に穏やかな、のんびりとした時間がいつまでも流れているということで、この句は、壺のように小さな世界でも、平和に日が送れるという意味です。

 

鈴木 藏(すずき おさむ)

1934年 - 

重要無形文化財保持者(人間国宝)。岐阜県土岐市出身。この地方は美濃焼の産地であり、父・鈴木通雄は釉薬の研究者。陶土や釉薬についてび、基礎的な知識を身につけた後、荒川豊蔵や加藤土師萌などに師事。桃山時代から継承されてきた陶芸技法である志野の研究に励み、その技法を体得。

 

 

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