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懐石道具
【SOLD】永楽妙全 「染付麦わら猪口 12客組」

  

径9.6cm 高さ8cm

 

永楽 妙全(14代永楽善五郎)

1852(嘉永5)年‐1927(昭和2)年

京都の女性陶芸家。本名は悠。夫は永楽得全(14代)。技量に優れ作品への評価は高い。

 

永楽家

京焼の家元の一つ。千家十職の一つ「土風炉・焼物師」であり、代々土風炉、茶碗などを製作してきた。現在は17代目。 初代から9代は、西村姓を名乗り、主に土風炉を製作。10代以降は永樂(えいらく)姓を名乗り、土風炉に加えて茶陶を制作している。正式な改姓は14代得全が襲名した1871年である。室町時代、初代宗禅は奈良の「西京西村」に住んで春日大社の供御器を作っており、西村姓を名乗っていた。晩年に堺の武野紹鴎の依頼で土風炉を作るようになり、土風炉師・善五郎を名乗るようになる。三代宗全以降は京都に定着した。小堀遠州の用命を受けた際に「宗全」の銅印をもらったことから、以後九代まで作品に宗全印を捺用した。1788年に天明の大火で家屋敷や印章を失うが、三千家の援助もあり10代了全が再興した。千家に出入りするようになったのはこの了全以降だと考えられている。11代保全は1827年に、紀州藩10代藩主徳川治寶の別邸西浜御殿の御庭焼開窯に招かれ、作品を賞して「河濱支流(かひんしりゅう)」の金印「永樂」の銀印を拝領した。以降、「永樂」の印章を用いると共に12代和全の代から永樂姓を名乗り、さかのぼって了全と保全も永樂の名で呼ばれている。

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