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物故作家
書画
富本 憲吉 「金描曲る道画賛幅」

 

 

 

 

 

共箱

昭和

人間国宝

幅62cm 長さ125cm

 

曲る道は、奈良県生駒郡安堵町に実在する場所です。富本憲吉の生家があった場所でもあり、富本が愛した風景です。紺地に金で、地蔵尊をまつる小堂と麦畑、その右には梨の樹が描かれています。後ろに描かれている山は、談山神社のある多武峯とあります。富本は、曲る道の風景図は、お皿に描く図柄として用いることが多かったようです。なお、箱書きは「富本憲吉識」と書かれていることから、後々、所有者が富本にこの作品を持って行き、箱書きしてもらったのではないでしょうか。

 

 

富本 憲吉

1886(明治19)年 - 1963(昭和38)年

奈良県生まれ。東美校図案科卒業後、留学先の英国で工芸品に感銘を受け、帰国後、陶芸家バーナード・リーチとの出会いを機に作陶を始める。奈良に窯を築き、その後、東京に住まいを移し窯を築く。晩年は京都に移住。人まねではない独自の模様や造形に終世こだわり続けた。

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