鈴木 五郎
鈴木五郎(1941–)は、愛知県豊田市生まれの陶芸家。
織部、志野、黄瀬戸などの桃山陶を基盤としながら、伝統の模倣にとどまらない自由な造形と色彩を追求している。1969~70年のアメリカ陶芸視察では、ロサンゼルスで個展を開催するなど、海外での経験を重ねた。異なる技法を組み合わせた独自の「五利部(ごりべ)」を考案し、また「ロスオリベ」など新たな織部表現も展開。茶陶や器に加え、椅子、大壺、大皿、オブジェなどスケールの大きな作品にも取り組み、現代陶芸の可能性を広げている。2001年度日本陶磁協会賞を受賞。