古美術用語詳細

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熊谷 守一

1880(明治13)年‐1977(昭和52)年

写実画から出発し、表現主義的な画風を挟み、やがて洋画の世界で「熊谷様式」ともいわれる独特な様式、極端なまでに単純化された形、それらを囲む輪郭線、平面的な画面の構成をもった抽象度の高い具象画スタイルを確立した。「二科展」に出品を続け「画壇の仙人」と呼ばれた。