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物故作家
【SOLD】浅蔵五十吉 「釉彩三友譜香炉」

 

径9cm×8cm 高さ14cm

 

蓋には繍珠と獅子が戯れる様子の玉取獅子が装飾され、獅子の口の部分が通気口になっています。身には丸紋に様々な文様が絵雅れています。丸紋の周りには松竹梅(三友譜)が描かれています。

 

二代 浅蔵五十吉

1913年 - 1998年

昭和3(1928)年15歳の頃に初代八十吉に師事した後、21年より北出塔次郎に師事。第1回日展に初入選となり以降毎年出品・入選を重ね27年、30年に北斗賞、32年に特選と北斗賞、52年に内閣総理大臣賞の受賞を経て56年に前年の日展出品作「佐渡の印象」により日本芸術院賞を受賞、59年に日本芸術院会員に就任している。また、平成4年に文化功労者表彰、8年に文化勲章を受章。伝統の九谷焼の基盤をしっかりと身につけたうえで鳥や花などの意匠を絵付けする技術に秀で現代色絵九谷の第一人者として活躍。晩年には磁器にプラチナを装飾することで更なる美術性を高めたが鑑賞用のみならず使い易い器にも工夫され用美を兼ね揃えた作品を展開した。

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