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物故作家
書画
加藤 土師萌 「梅一枝図幅」
幅34.5cm 長さ115cm
梅を生けた花瓶が描かれた掛軸です。左上に「昭和四十乙巳師走」と書かれ、左下には土師萌(はじめ)のサインがあります。加藤土師萌は最初、画家を志していたこともあり、図案科で図案を学んでいます。加藤土師萌は、色絵磁器で人間国宝に認定された陶芸家で、富本憲吉と共に色絵磁器の双璧と言われました。東京芸術大学教授、日本工芸会の理事長を務めました。
加藤 土師萌(かとう はじめ)
1900(明治33)年 ‐ 1968(昭和43)年
愛知県瀬戸に生まれる。本名一(はじめ)。陶芸図案家から作陶に進み,1926年岐阜県陶磁器試験場の技師となるかたわら,帝展工芸部に入選を重ねて注目される。40年横浜市日吉に築窯して陶芸に専念,戦後は日展や日本工芸会で活躍。61年〈色絵磁器〉の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。中国明代の金襴手,とくに黄地紅彩の技法を解明。富本憲吉とともに色絵磁器における双璧といわれた。東京芸術大学教授,日本工芸会の理事長を務め,皇居新宮殿の《萌葱金襴手菊文大飾壺》の制作に取り組み,その完成寸前に世を去った。
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