茶道具
【SOLD】初代 宮川香山 「染付七覧人水指」
径17cm 高さ16cm
初代宮川香山は帝室技芸員の1人でした。
帝室技芸員は、明治から戦前の昭和期において、宮内省によって運営されていた美術家や工芸家の顕彰制度です。
箱書きは七賢人となっていますが、昔は日本では七賢人と八仙人は同義として混同されていたようで、中国で有名な八仙人を描いております。
八仙人は日本における七福神のようなもので、おめでたい題材になっています。
共箱、五代眞葛香斎の極め箱に鵬雲斎大宗匠による箱書があります。
水指の蓋は、黒の塗蓋が2種類付いています。
初代 宮川 香山
1843(天保13)年 - 1916(大正5)年
宮川長造の四男。長造没後、有栖川宮の勧誘と薩摩藩士小松帯刀の後援により横浜へ移住、大田村字不二山下(現横浜市港区庚台)に窯を築いた。
真葛焼「真葛香山」と称した。万国博に出品していた事もあり海外にも多数の作品が存在し、大英博物館、ボストンミュージアムはじめ多くの美術館博物館にも所蔵されており、
現代でも海外では「マクズウエア」と呼ばれ国内外で高く評価されています。
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