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物故作家
酒器
近代工芸
加藤 卓男 「三彩花形酒杯」

 

 

 

 

 

 

 

径6cm 高さ4cm

 

卓男は、昭和55年に宮内庁正倉院より正倉院三彩の復元制作を委嘱され、約9年の研究の末、「三彩鼓胴」「二彩鉢」を納入しました。このような功績により、人間国宝に認定されました。作品の裏には卓男氏の「卓」の文字が刻まれてあります。

 

 

 

加藤 卓男

1917(大正6 )年 - 2005(平成17)年

岐阜県多治見市生まれ。父 5代加藤幸兵衛に師事。古代ペルシア陶器の斬新な色彩や独創的な造形、釉調に魅力を感じ、西アジアでの長年の発掘研究を経て、滅び去った幻の名陶ラスター彩の復元をはじめ、青釉、三彩、ペルシア色絵など、高い芸術性を持つ異民族の文化と日本文化との融合に成功。平成7年に人間国宝に認定。

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