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芹澤 銈介 額「明日とな云ひそ」

 

 

 

 

額:縦37cm 横30.5cm

 

型染の人間国宝・芹澤銈介による、希少な肉筆板絵作品「明日とな云ひそ」です。本作は、柳宗悦の著書『心偈・こころうた』を題材とし、深い精神性と美意識が結晶した一作です。

板に直接筆を走らせた板絵になっており、型染とはまた異なる、作家の息遣いや感情が直に伝わる作品となっております。

書かれた言葉「明日とな云ひそ」は、「今を置いて実存はない 云うなかれ明日と」という意味。民藝運動を共に推進した柳宗悦の思想と、芹澤銈介の美の表現が響き合い、「今、この瞬間を生きること」の大切さを静かに訴えかけます。

時間を超えて、心に届く一言と、美しい書と絵。芹澤芸術の真髄を味わえる貴重な作品です。

 

 

芹澤 銈介

1895(明治28)年 - 1984(昭和59)年

静岡市生まれ。東京高等学校図案科卒業後、生涯の師である柳宗悦と沖縄の染物紅型に出会ったことにより型染めを中心とした道に進む。1956年、人間国宝に認定。

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