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物故作家
民藝の作家
近代工芸
河井 寛次郎 「扁壷」(22351)
共箱
昭和
口径5.2cm 胴径13cm×18cm 高さ23cm
民藝運動を牽引した陶芸家・河井寛次郎による扁壷です。やわらかな扁平の造形に、蝋抜による流麗な文様が施された一品です。蝋で模様を描いた後、釉薬をかけて焼成することで、表面に独特のコントラストとリズムが生まれています。鉄釉の深みと、意匠の軽やかさが調和し、河井の「用の美」の理念を如実に感じさせる作品です。飾るだけで空間に格調と温もりをもたらします。
河井寛次郎
1890(明治23)年‐1966(昭和41)年
島根県生まれ。東京高等工業学校窯業科卒後、京都市陶磁器試験場に入所。京都市五条坂に窯を築き作陶を行う。東洋古陶磁の技法による作品を制作していたが、民藝運動に関わり、実用を意識した作品に取り組むようになる。文化勲章、人間国宝、芸術院会員への推薦を辞退。
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