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物故作家
民藝の作家
書画
棟方 志功 「額 「濱田庄司 目と手」」
額:縦49cm 横64cm
日本が誇る世界的板画家である棟方志功による肉筆の書画です。画面には力強い筆致で「濱田庄司 目と手」という文字が書かれており、その下には丸みのある壷と、直線的な角皿が描かれています。左下には棟方志功の落款である「棟」の印が押されています。特筆すべきは、濱田庄司の展覧会図録に『目と手』という書籍があり、その中にも棟方志功による似た作品が掲載されております。濱田庄司は作陶活動と並行して、世界各地の工芸品と生活雑器の蒐集もしていました。そうした中で、濱田所持の「目」で選び抜かれた蒐集品と、濱田庄司の「手」で作られた作品がこの展覧会図録には掲載されています。民藝運動の中心的なメンバーであり、棟方志功とも親交の深かった陶芸家・濱田庄司の美意識、特にその「目」と「手」によって生み出される造形への敬意を表しているのではないでしょうか。両者の芸術的交流の深さを物語っています。
棟方 志功
1903(明治36)年‐1975(昭和50)年
20世紀の美術を代表する世界的巨匠の一人。日本の板画家。青森県出身。昭和17年以降、彼は版画を「板画」と称し、木版の特徴を生かした作品を一貫して作り続けた。
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