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物故作家
茶道具
近代工芸
黒田 泰蔵 「白磁碗」

 

 

 

 

 

 

共箱

昭和 - 令和

径14cm 高さ6.5cm

 

現代陶芸を代表する作家・黒田泰蔵による白磁碗です。

限りなく純白に近い透き通るような白磁と、完璧なまでに研ぎ澄まされたフォルムが、静謐で凛とした美しさを湛えています。

一切の装飾を排し、かたちと釉薬の美しさのみで見る者を魅了する、まさに黒田作品の真髄が表れた逸品です。

茶の湯の場はもちろん、現代的な空間においても彫刻的な存在感を放つアートピースとしておすすめいたします。

 

 

黒田 泰蔵

1946(昭和21)年 – 2021(令和3)年

黒田泰蔵は、滋賀県能登川町(現・東近江市)に生まれた陶芸家で、民藝運動に連なる陶芸家・島岡達三に師事しながらも、初期の制作活動は主にカナダで展開するという異色の経歴を持ちます。

1980年代後半に帰国後は静岡県伊東市にアトリエを構え、1990年代以降は白磁作品に専念。轆轤による茶碗や壺のほか、《円筒》シリーズなど、用途を超えた純粋芸術的作品も手がけ、高い評価を受けました。

その作品は、ヴィクトリア&アルバート美術館(ロンドン)など世界各国の美術館に収蔵されており、日本を代表する陶芸家のひとりとして国際的にも名を知られています。

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