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物故作家
茶道具
【SOLD】三輪 休和(10代 三輪 休雪) 「萩茶碗」

 

径13.5cm 高さ9.5cm

 

昭和42年に家督を譲って「休和」銘となって以降の晩年期におけるお茶碗です。白釉と赤の対比が美しくわずかに轆轤目を見せております。高台脇に「和」の銘があります。

 

三輪休雪は山口県萩市の萩焼窯元・三輪窯の当主が代々襲名している陶芸作家としての名跡です。休和は、川喜田半泥子が主催した、からひね会に参加し、同世代の荒川豊蔵や金重陶陽と親交を重ね、古陶磁に学び、茶の湯を楽しみ、作陶精神を高めあいました。

 

三輪 休和(10代 三輪 休雪)

1895(明治28)年 - 1981(昭和56)年

山口県出身。 15歳の時から、祖父雪山および父9代に師事する。昭和2年、父の隠居に伴い10代休雪を襲名。昭和42年、三輪窯を弟(11代休雪)に譲り休和と号した。昭和45年、重要無形文化財(人間国宝)「萩焼」の保持者に認定。昭和48年、勲四等旭日小綬章。

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