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民藝の作家
近代工芸
河井 寛次郎 「花扁壷」(22626)





















共箱
昭和
口径6.5cm×5.8cm 胴径11cm×22.5cm 高さ24cm
近代日本の陶芸界を代表する巨匠であり、民藝運動の中心的役割を果たした河井寛次郎(1890年 - 1966年)による、圧倒的な風格を放つ花扁壷です。
本作の四角くフラットに成形された美しい扁壷のフォルムと、白地を大胆に活かしたモダンな絵付けは、河井寛次郎の作品の中でも最も定番であり、かつ高い人気を誇る代表的な意匠です。流れるような筆致で描かれた抽象的な草花文様は、まるで大地から湧き上がる生命力をそのまま写し取ったかのような、寛次郎特有の力強さと深い叙情性に満ちています。
そして本作最大の特筆すべき点は、大振りなサイズにあります。
通常のこのスタイルの扁壷よりひと回りほど大振りな作となっています。サイズが大きくなることで、寛次郎の放つダイナミックな世界観がさらに際立ち、空間に置いた際の存在感は他の同型作品を遥かに圧倒します。
河井 寛次郎
1890(明治23)年‐1966(昭和41)年
島根県生まれ。東京高等工業学校窯業科卒後、京都市陶磁器試験場に入所。京都市五条坂に窯を築き作陶を行う。東洋古陶磁の技法による作品を制作していたが、民藝運動に関わり、実用を意識した作品に取り組むようになる。文化勲章、人間国宝、芸術院会員への推薦を辞退。
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