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民藝の作家
近代工芸
河井 寛次郎 「草絵扁壷」(22632)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

共箱

口径6.8cm×8cm 胴径10.5cm×13cm 高さ19.5cm

 

民藝運動の中心的存在であり、独自の造形世界を築き上げた巨匠・河井寛次郎による格調高い扁壷です。

 

重厚感あふれる直線的な四角フォルムに力強い面取りが施され、建築的とも言える凛とした存在感を放っています。白釉が与える柔らかな質感を背景に、辰砂(銅赤)の深い色彩で、寛次郎特有の伸びやかな草絵が情緒豊かに描かれています。

 

口縁部と底部に施された艶やかな鉄釉が作品上下をしっかりと引き締め、躍動的な絵付けと端正な造形が見事に調和した、寛次郎の真骨頂を感じさせる名品です。

 

 

河井 寛次郎

1890(明治23)年‐1966(昭和41)年

島根県生まれ。東京高等工業学校窯業科卒後、京都市陶磁器試験場に入所。京都市五条坂に窯を築き作陶を行う。東洋古陶磁の技法による作品を制作していたが、民藝運動に関わり、実用を意識した作品に取り組むようになる。文化勲章、人間国宝、芸術院会員への推薦を辞退。

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