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物故作家
茶道具
長岡 空味 「秋草茶碗」
径14.5cm×15cm 高さ7.8cm
細かい貫入が入っており、色鮮やかな秋草が描かれています。高台脇に印が押されており、窯キズが見られます。島根県松江のやきものである楽山焼が不振に陥り、一時中断したのち、松江藩主 松平不昧が布志名の陶工であった長岡住右衛門を抜擢し、楽山焼五代として再興にあたらせました。以降、制作を続けている陶家です。歴代の中でも空味は名工の誉が高いです。
九代 長岡 空味
1874（明治7）年 - 1960（昭和35）年
空味は九代坂高麗左衛門に師事しました。1917（大正6）年、不昧公百年祭に公開された茶器名品に刺激されて茶趣がより加わった。楽山焼を後世に残した業績は多大で名工の誉が高い。
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