【 販売中 】
物故作家
近代工芸
加藤 卓男 「ラスター彩遊鹿文大皿」
共箱
昭和 - 平成
人間国宝
径40cm 高さ9.5cm
ラスター彩は9世紀にメソポタミアで始まり、14世紀以降に衰退してしまい、幻のペルシア陶器と言われている技術です。金属的な光沢が特徴です。そのようなラスター彩に加藤卓男は魅入られ、復元を志し、残りの人生を賭け、試行錯誤の結果、復元に成功しました。
中央に鹿が描かれ、それを囲むように鳥や魚などの動物が描かれています。全体的に貫入が入っています。
『陶彩の華 加藤卓男の世界』の図録に類似品が掲載されています。
加藤 卓男
1917(大正6 )年 - 2005(平成17)年
岐阜県多治見市生まれ。父 5代加藤幸兵衛に師事。古代ペルシア陶器の斬新な色彩や独創的な造形、釉調に魅力を感じ、西アジアでの長年の発掘研究を経て、滅び去った幻の名陶ラスター彩の復元をはじめ、青釉、三彩、ペルシア色絵など、高い芸術性を持つ異民族の文化と日本文化との融合に成功。平成7年に人間国宝に認定。
この商品について問い合わせる