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書画
近代工芸
鈴木 五郎 「富士画屏風」
▲左側
▲中央部分
▲右側部分
▲左側部分 署名拡大図
▲中央部分 拡大図
▲半分折りたたんだところ
▲両方とも折りたたんだところ
▲上から見た図①
▲上から見た図②
サイズ
現代陶芸界の異才として知られる鈴木五郎(1941-)による「富士山画屏風」です。陶芸家として、志野や織部、黄瀬戸といった伝統技法に新しい息吹を吹き込む一方で、その自由奔放な作風は、書や絵画といった表現の世界にも及びます。
この屏風は、墨の濃淡と勢いのある筆致のみで、雄大な富士山と、その山麓に広がる自然の情景が大胆に描かれています。伝統的な水墨画の枠にとらわれない、躍動的でリズミカルな筆の運びは、まさに鈴木五郎の個性そのもの。雲間から顔を覗かせる富士の姿や、山肌の力強い描写は、見る者を圧倒する迫力と、静けさの中に宿る美しさを兼ね備えています。
鈴木 五郎
1941 -
愛知県豊田市に生まれ。桃山陶芸(織部・志野・黄瀬戸)を基盤としながらも、伝統に縛られず独創的なスタイルを追求 「五利部(ごりべ)」というオリジナル技法を開発。名前は自身の「五」、千利休の「利」、古田織部の「部」から取られ、異なる技法を組み合わせた統一感ある作品を生み出す アメリカでの経験から、アート的陶芸への感覚を深化させ、壺や椅子、巨大な皿など規模の大きな作品にも挑戦。
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