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物故作家
近代工芸
【SOLD】清水 卯一 「白釉花瓶」

 

SOLD

 

共箱

昭和

人間国宝

口径7.5cm 胴径16cm 高さ20cm

 

日本の陶芸界の巨匠、清水卯一(1926-2004)による白釉花瓶です。鉄釉などの伝統的な釉薬を深く研究し、その上で現代的な感覚を取り入れた作品は、国際的にも高く評価され、1985年には人間国宝(重要無形文化財保持者)に認定されました。

 

本作品は、清水卯一の代表的な釉薬の一つである白釉が、豊かに掛けられた花瓶です。そのぽってりと丸みを帯びたフォルムは、オブジェとしても十分な存在感を放ちます。もちろん、花瓶としてもお使いいただけます。飾る空間に、作品の持つ静謐な美しさが洗練された趣をもたらしてくれるでしょう。

 

ざらりとした肌合いの白い釉薬は、光の当たり方によって様々な表情を見せ、静けさの中に深い存在感を宿しています。口縁には鉄釉が施され、全体を引き締めるアクセントとなっています。

 

 

清水 卯一

1926(昭和元)年 - 2004(平成16)年

京都生まれ。昭和15年、石黒宗麿に師事。国立京都陶磁試験場伝習生を経て、京都市立工業研究所窯業部助手。その後は自宅陶房を中心に陶芸活動に専念。昭和33年、ブリュッセル万国博覧会グランプリを受賞。昭和60年、人間国宝に認定。

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