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物故作家
茶道具
二代 田辺 竹雲斎 「輪違縁廣口釣置花籠」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

共箱

昭和

径19.5cm 高さ28cm

 

近代日本の竹工芸界を代表する名門・田辺家の巨匠、二代 田辺竹雲斎(1910年 - 2000年)の手による、気品と風格を兼ね備えた竹編みの花籠(花入)です。

上部に向かって緩やかに広がる廣口の美しい形が特徴的で、胴部分は熟練の技によって一本一本の竹割が均一かつ極めて緻密に編み込まれています。年月を経て味わいを増した気品ある艶が、竹肌の美しさを際立たせています。

本作最大の魅力を放つ口縁部には、複雑に交差する竹のラインが、まるで繊細なレースのような軽やかさと堅牢な気品を同時に生み出しています。また、力強くもしなやかな手が据えられております。

内側にはしっかりと仕立てられた落としが付属しております。

竹の持つ強靭なしなやかさと、代々受け継がれてきた伝統技法がモダンに昇華された、コレクション価値の極めて高い至高の芸術品です。

 

 

二代 田辺 竹雲斎(たなべ ちくうんさい) 

1910(明治43)年 - 2000(平成12)年

初代田辺竹雲斎の子。父に学ぶ。昭和6年帝展に初入選、昭和12年二代目を襲名。戦後は日展で活動し、昭和27年「螺旋紋花籃」で特選。日展審査員、評議員をつとめる。平成3年竹雲斎を長男に譲り、一竹斎を名乗った。

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