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八木 一夫

八木 一夫

1918-1979 

昭和時代の陶芸家。

大正7年7月4日生まれ。八木一艸(いっそう)の長男。京都出身。

京都市立美術工芸学校卒。沼田一雅(かずまさ)に師事。

昭和22年「青年作陶家集団」、翌年、前衛陶芸団体「走泥社」を結成。

オブジェ作品「ザムザ氏の散歩」を発表し、現代陶芸に新分野を確立した。

昭和46年京都市立芸大教授。

昭和25年パリ・チェルヌスキー博物館での現代日本陶芸展。

昭和26年イタリアのファエンツァ陶磁器博物館に出品。

昭和34年第2回国際陶芸展(オステンド)。

昭和37年第3回国際陶芸展(プラハ)に出品しいずれもグラン・プリを受賞した。昭和46年京都市立芸術大学美術学部教授となり、同年第11回オリンピック冬季大会入賞メダルのデザインを担当する。

昭和48年には京都市立芸術大学シルクロード調査隊隊長としてイラン、アフガニスタン、パキスタンに赴く。

昭和41年ロサンゼルスで個展を開く。

昭和49年ギャラリー射手座(京都)で個展を開く。

昭和53年伊勢丹(東京)で個展を開く。

昭和54年2月28日死去。60歳。