古美術用語集

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辻村 史朗

1947(昭和22)年 -  奈良県御所市に生まれる。昭和44年、作陶を始める。平成11年、裏千家茶道資料館にて「辻村史朗 壷と茶碗展」開催。平成15年、ニューヨーク・メトロポリタン美術館「ORIBE展」に出展。以降、日本各地、ニューヨークで個展開催。

熊谷 守一

1880(明治13)年‐1977(昭和52)年 写実画から出発し、表現主義的な画風を挟み、やがて洋画の世界で「熊谷様式」ともいわれる独特な様式、極端なまでに単純化された形、それらを囲む輪郭線、平面的な画面の構成をもった抽象度の高い具象画スタイルを確立した。「二科展」に出品を続け「画壇の仙人」と呼ばれた。

三輪 休和(10代 三輪 休雪)

1895(明治28)年 - 1981(昭和56)年 山口県出身。 15歳の時から、祖父雪山および父9代に師事する。昭和2年、父の隠居に伴い10代休雪を襲名。昭和42年、三輪窯を弟(11代休雪)に譲り休和と号した。昭和45年、重要無形文化財(人間国宝)「萩焼」の保持者に認定。昭和48年、勲四等旭日小綬章。

古清水

古清水 幕末に磁器焼成が本格的に始まり、これが「清水焼」と呼称されるようになると、江戸時代中期以前に京で焼かれた陶器を「古清水」と呼ぶようになったと言われます。狭義には、陶胎色絵を指しますが、広義には、染付・錆絵・焼締なども含まれるようです。また、江戸時代後期にあっても磁器とは異なる京焼色絵陶器の総称としても用いられています。 古清水は、卵色の素地や淡褐色の貫入のある地釉の上に緑と青の二色を基

13代 楽 惺入

13代 楽 惺入 1887(明治20)年 ‐ 1944(昭和19)年 十二代弘入の長男。大正8年、家督を継承、吉左衛門を襲名。 作風は、独自に各地の鉱石を研究し、楽茶碗のほかにも各地の陶磁を積極的に制作している。置物にも意欲的に取り組んだ。また箆技術においても、個性的な表現が多く、全体的に見ると大胆な力強い作品を多く残している。没後、惺斎宗左より号、惺入を賜る。

朝鮮民画

朝鮮民画 朝鮮の庶民の実用的な民俗絵画である。結婚や還暦などの儀礼、装飾、魔よけ、開運などの実用的な目的のために、屏風や掛軸にしたり、壁に貼ったりして用いられました。民画という言葉は、民芸運動の創始者である日本人の柳宗悦が、日本の大津絵などの民俗絵画を指して使い始めたものです。柳によって、それまでは収集研究の対象とは考えられていなかった朝鮮民画が、注目され収集研究の対象となりました。朝鮮民画の種

八仙人

八仙人 八仙と道教の仙人のなかでも代表的な存在であり、中華社会のいかなる階層の人にも受け入れられ、信仰は厚い。日本における七福神のようなもので、掛け軸や陶磁器に描かれるめでたい絵の題材になるなど様々な芸術のモチーフとなっている。男、女、老、少、富、貴、貧、賤というそれぞれの代表を表しているとされる。八仙はそれぞれが神通力を発揮する法器を所持しており、それらは暗八仙と呼ばれて八仙を象徴するものとし

縄文象嵌(縄象嵌)

縄文象嵌(縄象嵌)とは、縄文象嵌は作品に縄目を施して色の違う土をはめ込む(象嵌する)技法です。 島岡達三によって考案されました。着想源は、窯業指導所時代に教材模型製作のために研究した縄文土器の文様付けと、李氏朝鮮時代の象嵌技法である三島手の融合にあります。それを実現させたものこそ、身近にあった父の作る絹の組紐でした。組紐を転がしできる縄目に白土を埋め込んで縄文象嵌が完成しました。その概要は成形し

島岡達三

島岡達三 1919 - 2007 組紐屋の息子として東京に生まれる。 浜田庄司に学び1953年、益子に窯を設ける。 組紐を転がし、そこに化粧土をかける縄文象嵌という独自の 技法を生み出す。 世界各地で個展を開き賞賛を受ける。 1996年 重要無形文化財(人間国宝)認定。 享年88歳。